資格と倍率について

倍率とは、採用される人数が決まっている大学などの入試や企業の採用の際に使われる言葉です。資格などの様に合格者の基準が点数によって定められているケースは、通常合格率で表記されます。その為、難関とされる倍率が高い資格は合格率が低い資格で、司法試験の合格などは、仮に大学の法科で学んでも合格率がとても低く、法科卒業生の多くは、司法書士などの別の分野で活躍しています。

日本の医師免許の合格率は、90%と非常に高いのですが、これは医大に進む課程で既に受験戦争により生徒が絞られているからです。単に合格率が高いと言っても、必ずしもその資格が簡単と言う訳ではありません。
合格率の低い難関な資格を目指すことが、将来に安定した職業への道を確保できるように思いますが、この様な例外もあります。
看護師の資格試験の合格率は医師と同じように90%と非常に高く、しかも看護師を目指して看護養成校に進むには、医大の様な難関な受験戦争も必要とされていません。
看護師の中には、合格率が資格の難易度を決める要員ではないと言う人もいますが、しかし、何の競争もしないでこの合格率を維持している現状は、やはり他の国家資格と比べても、かなり簡単な国家資格であることは間違いありません。

ちなみに法科卒業の大学生がまずは腕試しにと宅建の資格試験を受ける方が多くいますが、その合格率は半数の50%にも届いていません。
さらに、現状の社会的立場では宅建免許を持って不動産会社で賃貸を斡旋する女性よりも、間違いなく看護師の方が雇用体系に恵まれています。

倍率が高いほどいいのか?